水に学び 水に想う
水 H2O 水素 H を正面から捉えようなどとは、到底出来ようもありませんが、日々の飲水や入浴、プール入水に依らない「水」存在を考えます。
宇宙空間で最も多く存在する元素である、水素
元素記号表一番 水素
水爆という禁じ手
水の惑星「地球」と、生命創造母体としての「海」=進化の媒介物質
オリュンポス12神 水の守護神”ポセイドン”
振動伝達の機能性
身体組成の70%
化石エネルギーに代わる次期資源と、国際争奪戦
挙げれば切りのない、その神秘性や一見の科学性は、我々の永劫のテーマとなるでしょう。そこから急に日本人次元に戻ったときに、再度実感・確認しなくてはならない事が、「世界で最も水資源の豊富な国(世界の平均降雨量の2.5倍)」「極東の海洋国土:日本」という羨望の属性なのです。羨望と言いましたのは、他国からの視点であり、その多くが綺麗で豊かな水資源に窮していると同時に、地中海どころではない”太平洋”という「自在なる海洋牧場」を羨まない筈はありません。これからの日本の食とエネルギー政策は、水力発電と水産物の養殖に負ってくること、ミサイル時代とは言いながらの「海防力」は、”円yen”の価値と同義であること、は正に自明であります。故に、イージス艦12隻配備は大事な”抑止力”として機能することになります。隣国の羨望の現れとして、現今の中国海洋進出活動(尖閣諸島問題含)、ロシア念願の不凍港確保等は、その如実であり、事実、戦争に発展した近代史も存在するのです。島国根性も、色々な面を持ちますが、地理的特性と地政学(地勢学も)は必須の認識になるでしょう。これは決して大袈裟ではなく、この認識欠損が太平洋戦争敗戦の一つの原因を創ったことも否めないこと、今こそ身に染みたいのです。その為にどうしても必要になる視点が、「水:海」であり、「海図と地軸」になって来る意味、もうお分かりのことでしょう。当時の米国(ルーズベルト大統領)に唯一最高に恐れられた軍人が、山本五十六海軍大将がであった意味はここに現れて来ます。今でこそ、計測機器の発展で変わりつつありますが、陸軍と海軍の感性差の大局はこういった場に表出するのです。