プロ と アマ

 『パフォーマンス』なる言葉が、以前に比べ、頻回に使われるようになったと感じます。既に、ジャパニーズイングリッシュ化したような部類ですが、字義を診てみます。per(:完全に)+form(:形式、儀式)=perform(:成し遂げる、上演する)に分解され、その名詞形ですから、演奏 上演 遂行 が辞書の日本語訳になります。芸能 スポーツ ダンス 等の世界での常套句ですが、一般的に「一見にわざとらしい行為」を称することもあります。そんなパフォーマンスの中で、プロフェッショナル と アマチュア といった線引きが存在しますが、この線はどのように引かれるのか、あらためて考えたことがあるでしょうか? 「アマチュア から プロ を目指す!」「プロ に成る」とは、果たしてどういうことを以て言えるのでしょうか?期待される答えを予想すれば、〇自らの為すパフォーマンスが、社会的に仕事として成立した場合 〇プロ組織と契約した場合 〇一定以上の評価を得ることが出来るようになった場合 〇プロテストを通った場合 〇自称する自信が持てた場合 等、立場やパフォーマンス内容によって、多くあるものと思います。しかし、このブログで伝えたいことは、そういった表層的な線ではなく、表現者の実態、または 質 に関するものです。プロフェッショナルなパフォーマンスと言える為の条件にもなるでしょう。是非とも、一考してみてください。

 5分後

 いかがでしょうか。皆さんなりの意見が出たと想われますが、CAの立場からの認識を書きます。それは、

どれだけ自分を騙すことが出来るようになったか?

の一文に尽きます。即に共鳴された方、不可思議に思った方、双方いるでしょう。しかし、これは芸に生きることの髄を言った名言とも出来るゆえ、噛みしめて脚下照顧するべきと、言わせていただきます。心理学 精神分析学 脳科学 認知神経学 現象学 などでの解釈は、いかようにでもされましょうが、解明は不可能です。理では追いつかないにせよ、求められるパフォーマーの質 は、ここに尽きるのが人の世ですから、如何にしてその感性に至たりうるのか、興味と探求の動機は膨らむ一方です。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

twelve − 1 =