認知神経運動学

認知神経運動学とは

認知神経運動学定義

認知現象の解明と環境適応、そして遺伝学が生命論の現代三大論点である。発展・進歩と名の付く業績は、これらに関わること必定であろう。今回我々が定義(位)しようとする領域は、正に”認知”であり、時代のキーワードの中心となる。この現象こそ、多元難解の極みであり、せめてもの効果的説明を試みようとするとき、融合知に訴える以外の方法を識らない。逆に言えば、知的冒険の格好フィールドとも出来る。この獲得と喪失に直接関与する医療・リハビリ・福祉・介護の領域においては、外せない概念である。しかしその視線を健常者に向けてみると、体系的運用の未だ少ないことに気づく。故に拓こうとする学は、健常者の運動学習行為への認知概念の応用導入学となる。この啓蒙と拡大が、指導にまつわる知性を大いに引き上げることに貢献すると思われる。探求の特長として、あらゆる世界の臨床知の集積を重視し、そこからの普遍則を帰納抽出する手法を取る。同時に、東洋思想やユーラシア世界史という古代英知の復古、動物・遺伝学への介入、特には、日本 中国 インドを中心に形成されたであろう古武道修行課程を具体描写しながらの論考は稀有なものであろう。そういった融合知への挑戦の意を、現代のルネサンスと表現したい。
この挑戦は、今拓かれつつある、認知神経リハビリテーション、金子明友先生が創設された、スポーツ運動学、旧共産圏の東独スポーツ科学への架け橋としてのコレスポ、そして知の巨人である高橋禎生先生(易経大家で古武道判官流当主) 等との関係の中で包括的に見出されて来ていることを付言する。


認知神経運動学協会

動物ヒトの認知機能への深く広い洞察により得られる知見を、指導臨床に具体活用する為の基本法則の解明を目的とする研究会


認知神経運動学セミナー

企画次第更新します。

以下過去実施セミナー内容

  • 認知神経運動学入門セミナー
    【認知神経運動学を拓く ~心技体の解剖~】
    時代の寵児「認知」の現象解釈を、健常者(幼児児童―成人/スポーツマン―高齢者)の動作・運動学習活動・能力開発トレーニングに応用しようとする学領域を具体的に紹介する。
    同時に我々の真骨頂である東洋思想の中核「易」が紐解く生命論理を解説すると同時に、そこからの応用的身体観と認知論との相関、そして提唱するところの”陰トレ(陰トレーニング)”の中心となる「Bone-Pointing(ボーンポインティング)」を紹介し、体験していただく企図。
    【テーマ群】
    ①あらためての定量と定性
    ②認知革命の波 → 身体知あらわる
    ③フィジカルの独り歩き
    ④猪飼道夫先生からの卒業
    ⑤分かること 出来ることの迷宮探索
    ⑥ヒトのなかの動物
    ⑦基礎体力再考
    ⑧東洋思想の底力
    Bone-Pointing(ボーンポインティング)の紹介
    ~からだが分かる こころが広がる 身体言語~
    これからの指導・教育論理の中核となる”知覚と運動の一体化”を解釈タンクとしながら、その現象を古代~現代 養生~健康 武人~芸者 魚類~ヒト 深海~宇宙 遊び~訓練、といった往来に浸すときに、自然と浮かび上がる感情傾斜を形にした方法である。
    直接表現するならば、身心能力向上で目指される感性を、認知の目で描き直した身体文法とも言え、心技体の解剖の象徴となる。